【龍安寺】国内外から注目を集める禅寺の魅力に迫る!

観光スポット

歴史深い社寺が数多く存在する京都。

その中でも、今回ご紹介する「龍安寺」は、見る人の心を惹きつけ、ゆっくりと思いを巡らせる大人の京都旅にぴったりです。今回はその龍安寺の見どころの数々をご案内します。

大雲山 龍安寺
住所:〒616-8001 京都市右京区龍安寺御陵下町13
拝観料:大人・高校生 500円、小・中学生 300円
HP:http://www.ryoanji.jp/

龍安寺の歴史と魅力

京都の北西部に位置する「龍安寺」は、京福電鉄龍安寺駅から徒歩約7分。

正式名称は「大雲山龍安寺」、釈迦如来をご本尊とした臨済宗妙心寺派の禅寺です。

1450年、大徳寺家の別荘だった土地を細川勝元が譲り受け寺地とし、妙心寺の義天玄承を改ざんとして創建されました。

1477年に応仁の乱により全焼しましたが、その後、細川勝元の子、細川政元が再興。

国内外から観光客が多く訪れる龍安寺は、禅寺特有の白と黒を基調とした建物に季節の色彩が映え、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は禅寺の雰囲気をより一層引き立てる雰囲気を楽しむことができます。

あなたの見方で楽しめる、枯山水庭園「石庭」の魅力

龍安寺といえば「石庭」が有名ですよね。国の史跡特別名勝である石庭には、庭一面に白砂が敷かれ、15の石を配置してあります。

15という数字は東洋では「完全」を表します。それは新月が満月になるまで15日かかるため。しかし、方丈の縁側から眺める限り、15個全ての石を見ることはできません。

それは、「人間は完全ではない」という禅の教え。見えない石は心眼で見抜く、それが禅の境地であるという考えを表しています。

また、石が何を表しているかは、見る人の思想・信条・感性によって多岐に分かれます。見る側に解釈が委ねられたこの石庭は、縁側に座って眺めていると、時間を忘れて見入ってしまう不思議な魅力が詰まっています。

是非実際に見て、何を感じるか体験してみてくださいね。

つくばいに刻まれた禅の精神

方丈裏に据えてある銭形のつくばいは、水を入れる真ん中の「口」に上下左右の文字を当てはめて「吾れ唯だ足るを知る」と読むように作られています。

それは、「今自分が持っているもの(現状)に満足しなければならない」という禅の教えとされています。

つくばいは茶室のそばに必ずありますが、この吾唯足知のつくばいが見られるのは龍安寺のみ。

こういった禅の教えや禅寺ならではの特徴が多く見受けられるため、近年では海外の観光客から注目を集めています。

広大な鏡容池に映る山の景色を楽しもう

龍安寺の「鏡容池」は、12世紀後半に大徳寺家によって築かれました。かつてはおしどりが群れ遊んだことから「おしどり池」と呼ばれていたそうです。

造園技法のひとつである「借景」が用いられ、本来は自らのものではない背景の山々などの景色を池に映すことで、その美しさを庭の一部として取り入れる工夫がなされているのが特徴です。

晴れた日には青い空の美しさや、近隣の山々の緑が美しく映し出され、池の周りをゆっくりと散策しながら、その美しさを堪能できますよ。

京都の数ある社寺の中から、今回は龍安寺をご紹介しました。四季折々の美しさを楽しめることに加え、石庭やつくばいに反映された禅の教えに思いを巡らせるのも、大人の京都旅にぴったり。是非足を運んでみてくださいね。

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